梵天(ぼんてん)
梵天は、ヒンドゥー教の三大主神である「ヴィシュ神」とされており、仏教に取り入れられてから須弥山の有頂天にいるとされており、十二天や二十八部衆の中に加えられなどしています。
ヴェーダ神話では、帝釈天と共に重要な神として崇拝されてきました。仏教に取り入れられてからも天部の主要尊として仏法を守護する役割を担ってます。
梵天は、釈迦が悟ったことをどうするのか迷っていたことに、衆生に説くことを勧めたとされています。この梵天の勧めがなかったら、今の仏教はなかったかもしれませんね。これを「梵天勧請」と言われています。
梵天の姿は、帝釈天とほとんど区別がつかないくらい似ており、帝釈天が白い象に乗っているのに対して、梵天は鵞鳥に乗っているところで判別されます。その他には、頭上に宝けいを結い上げ中国風の礼服を着ている壮年の姿をしており、そのほとんどが立像となっています。
秋田県では、梵天祭・梵天奉納祭がお正月に行われており、ここでの梵天とは大きな御幣のこととされ、梵天を最初に奉納したものには、その年の福徳を授かり、参詣者には1年の無病息災が約束されるとされています。



