不動明王(ふどうみょうおう)

不動明王は、お不動さまとして良く知られており、不動には「動かざる山の如し」の意味があることなどから不動と言われています。

不動明王の明王達は、如来や菩薩のように慈悲深い相ではなく忿怒の形相をしています。この忿怒の形相には、時には厳しく叱りたしなめることも必要とされることと考えられています。

福岡県篠栗町の南蔵院にある不動明王の仏像
不動明王の真言
のうまくさんまんだばざらだん、せんだんまかろしやだ、そはたやうんたらたかんまん

忿怒な形相をしている不動明王は、弘法大使空海が初めて日本に伝えた時に、現世の大日如来の化身と伝えられたそうです。

空海により、日本では単尊で信仰されることになった不動明王ですが、インドや中国では五大明王の一人として祀られています。

不動明王の姿は、忿怒の相に両眼を見開き天と地をにらみ、右手には悪業や煩悩を打ち砕く知恵を象徴する剣を持ち、左手には衆生を仏の道から外れないために慈悲の象徴として羅索(けんじゃく)を持っています。

また、不動明王の背中には煩悩を焼き尽くすとされる火炎光背があります。このような姿の不動明王には、家内安全・交通安全・商売繁盛にご利益があるとされ、多くの人々から信仰されています。

サイトについてお問合せリンク集サイトマップ