准胝観音菩薩(じゅんていかんのんぼさつ)

准胝観音菩薩は、七倶胝仏母准胝観音菩薩とも呼ばれており、病気治癒、厄除け、安産祈願などにご利益があると考えられ、広く信仰されています。

また、准胝は清浄の意味とされていることから、心清らかさをたたえてつけられたものと言われています。

准胝観音菩薩の姿は、千手観音のように手がたくさんあることで混同しまいがちですが、その特徴としては、真手の二本は合掌せずに説法印、施無畏印を結んでおり、その他の手には剣や如意、蓮華や法輪などをもっていることです。

このように、さまざまな武器や宝具を持つことで、救いようのない人々の心に、幾つもの手を差しのべるてくれ、その救いの願いに応じてくれると考えられています。

日本では、醍醐天皇が「准胝陀羅尼」と唱える修法をしたところ、朱雀・村上両帝を授かったことで、子宝に恵まれれる仏とされ、崇拝されるようになります。

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