孔雀明王(くじゃくみょうおう)
孔雀明王は、サンスクリット語で「マハーユマリ」と呼ばれ「大きな孔雀」の意味があり、孔雀は毒蛇を食べてしまうことから、解毒や障りを取り除いてくれるとされ崇められています。
孔雀はインドの国鳥とされており、ヒンドゥー教では神聖な鳥として大切にされています。この孔雀が神格化されたものが孔雀明王とも言われています。
そのようなことから、孔雀明王は邪欲や怒り、災害、延命、息災などを消し去ってくれる功徳があるとされています。
孔雀明王は明王の中で唯一忿怒の形相をしておらず、優しい顔をしています。
孔雀明王の姿は一面二臂、四臂、六臂があり、白い絹の衣や装飾品を身につけており、金色の孔雀の上におかれた蓮華坐に坐っています。
孔雀明王の手には、開敷蓮華(かいふれんげ)や吉祥果、倶縁果、孔雀の羽を持っています。開敷蓮華は、仏教の象徴とされています。
日本でも孔雀明王は古くから信仰されており、当時大和国西大寺金堂には孔雀明王像が祀っていたともいわれています。




