如意輪観音菩薩(にょいりんかんのんぼさつ)
如意輪観音菩薩は、聖観音菩薩の変化観音の「六観音」の一つになります。如意輪観音菩薩の「如意」は、如意宝珠を指しており、福徳財宝を打ち出す玉とされています。また、「輪」は法輪のことで敵を打ち砕くとされています。
如意輪観音菩薩の成立は、六観音の中でもっとも遅く八世紀初頭とされています。
如意輪観音菩薩の姿は、一般的に一面六臂になり右の一番の上の手は、頬につけて思惟している姿をしており、これは地獄道から人々を救う誓願の手と言われています。
次に右の真ん中の手は、如意宝珠を持つことで餓鬼堂から人々を救うとされ、右の一番下の手は膝の上で数珠を持ち畜生道から人々を救うとされています。
左の一番上の手は、修羅道から人々を救うために蓮弁をもち、真ん中の手には蓮華を持ち人道から人々を救い、一番下の手は肩の上に法輪を持ち上げて天道から人々を救うとされています。
このような如意輪観音菩薩には、苦悩を取除き、福と知恵を授けてくれるとして信仰されています。




