千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)
千手観音菩薩は、観音菩薩の変化観音の一つで、千手千眼観音、千眼千臂観音、大悲観音とも呼ばれます。
千手観音菩薩は、衆生が苦しみの声を発するとそれを聞き取って、その原因を取除いてくれる為に、手を差しのべてくれる観音さまになります。一つの手で救えない時は、別の手を差しのべるためにたくさんの手があるとされています。
その手の平にはひとつも目があり、宝珠、金剛杵、宝剣、宝鏡、数珠などを持っています。
千手観音菩薩の千には無数の意味がありことから、観音さまの慈悲の力を強調したものとされることからも千の慈悲の手で衆生を救ってくれると考えられています。
s千手観音菩薩の手は千本ありますが、千手観音菩薩の仏像で手が千本持つものは、唐招提寺に祀られている千手観音菩薩像だけになります。その他の仏像は手が16本、40本などになります。
また、頭の上には十一面観音菩薩のように11の顔をもち、慈悲の面、しんぬの面、狗牙上出面(くげじょうしゅつ)、大笑の面、頂上仏の面に分けられ、それぞれの面で真実を見極め救いを出してくれるとされています。
千手観音菩薩は、請願成就、延命、除病などにご利益があるとされています。



